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ソワレ

和歌山県御坊市から日高郡、そして和歌山市内を横断するロードムービー

映画「ソワレ」

“地方創世”を掲げて製作される映画は、現在、日本に数多く存在しています。

和歌山県もまた例外ではなく地域の活性化を目的としながらもエンターテイメントとしての役割を担う娯楽映画を世に送り出しています。

その記念碑的作品にするため、「ソワレ」は日本全国に和歌山県の素晴らしさを広めるだけに留まらず、また外山文治監督の過去作品からも大幅なスケールアップを果たし、全世界に通用する新しくも普遍的映画を目指します。

映画の舞台は和歌山県御坊市〜日高郡〜和歌山市

本作は、若き二人の逃避行を追ったロードムービー。

和歌山県御坊市・日高郡の一市六町では「御坊日高映画プロジェクト実行委員会」を立ち上げ、その他市町村含む和歌山全県をあげて本作に全面的にご協力頂いております。美しい海や夕日、日本の財産とも言える絶景を背景に物語は進みます。

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脆くも強い愛を語る若者二人、翔太には村上虹郎が決定

デビュー以来数々のキャリアを重ね注目を集めている村上虹郎。その静かな眼差しの中に秘めた躍動感は、まさに青年の脆さと男の強さを漂わせています。心に傷を持つヒロインと青年の儚い愛は今作の核となります。

応募者100人を超えるオーディションよりヒロイン決定

昨年末に行われたオーデションによりヒロイン、タカラ役にインディーズ映画を中心に活躍する若手女優注目株、芋生悠が決定!今にも消え入りそうなその表情は、まさに本作のヒロインそのものです。

監督・脚本に外山文治

『此の岸のこと』(2010)でモナコ国際映画祭・短編部門最優秀作品賞をはじめとする五冠を達成、商業デビューの長編『燦々—さんさん—』(2013)ではモントリオール世界映画祭より正式招待を受けるなど、これまで“高齢化社会”をテーマとし、自らのオリジナル脚本で様々な映画を撮り続けてきた経験を生かし、より高い作家性を目指す二作目の長編に挑みます。

あらすじ

役者を目指しながらも生きる意味や夢を見失いかけている青年と、高齢者施設で働く女性が出会い、ある事件をきっかけに先の見えない逃避行に出るという切ない恋が描かれる。

CAST

◇村上虹郎/むらかみ・にじろう 

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1997年生まれ。東京都出身。カンヌ出品作『2つ目の窓』で主演を務め、俳優デビュー。17年公開『武曲 MUKOKU』で、第41回日本アカデミー賞優秀助演男優賞を受賞。

その他の出演作に、『ディストラクション・ベイビーズ』(16)、『ナミヤ雑貨店の奇蹟』(17)、『銃』(18)、『ハナレイ・ベイ』(18)、『チワワちゃん』(19)など。公開待機作に、映画『ある船頭の話』、『楽園』、『”隠れビッチ”やってました。』がある。

芋生悠/いもう・はるか 

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1997年生まれ。熊本県出身。15年に女優として本格デビュー。18年公開『あの群青の向こうへ』で、門真映画祭2018最優秀主演女優賞を受賞。

その他の出演作に、『彼女のひまわり』(17)、『このまちで暮らせば』(18)、『ヒロイン』(18)『注射針をブルーシートで』(18)、『ひとひら』(18)など。

公開待機作には、映画『左様なら』、『恋するふたり』、『JKエナジー』、『37Seconds』などが控えている。

監督プロフィール

外山文治/そとやま・ぶんじ 

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1980年生まれ。福岡県出身。『星屑夜曲』(06)が「伊参スタジオ映画祭シナリオ大賞2005」大賞を受賞。『此の岸のこと』(10)では「モナコ国際映画祭2011」で短編部門・最優秀作品賞をはじめとする5冠を達成。また、『燦燦-さんさん-』(13)のプロットが「第六回シネマプロットコンペティション」でグランプリを獲得し、以降CM演出他、PV、コンサート演出等に至るまで活動の幅を広げている。また、『わさび』(16)は「ロサンゼルス日本映画祭」最優秀短編映画賞を受賞し、『春なれや』(16)と17年に同時上映された『映画監督外山文治短編作品集』においてユーロスペースの2週間レイトショー観客動員数歴代一位を獲得した。

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